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2023.05.304年ぶりの現場研修会

コロナ禍で休止していた、現場研修会を4年ぶりに実施しました。
現場研修会は、大型土木施設や弊社が設計に関わった土木施設を実際に見学し、設計時に工夫した点や苦労した点などを社員で共有することにより、今後の業務に役立てることを目的として実施しています。。。
が、研修会を企画している時にみんなが聞いてくることは「昼食はどこ?何が出るの?肉?やっぱ肉でしょ!?」。いや、みんな現場を見るときは、ちゃんと真面目に見てます!!(笑)

今回の現場研修会は、大町ダム~豊科~茅野というコースです。


大町ダムは事前に連絡して、大町ダム管理所の職員の方に説明をしていただきました。
大町ダムの機能や目的に応じたゲート施設などの説明から、日本むかし話に登場する「小太郎と母龍」といった話まで色々なお話をしていただきました。


現在、ダム内部の見学は行っていないそうなので監査廊は歩けませんでしたが、堤高107mのダムは迫力満点で一見の価値ありです。
大町ダムでは毎年「高瀬渓谷フェスティバル」が催されていて、私も7年前位に個人的に行ったことがあります。小学生くらいのお子さんが楽しめるイベントですので、お出かけしてみてはいかがでしょう。

大町ダムを後にして、安曇野市豊科の橋梁を見学しました。
湾曲した河川を渡河する橋梁で、河川条件の整理に苦労された現場でした。
違うんです。川遊びしているわけじゃないんです。落としたスマホを拾いに行っただけなんです。


茅野市まで移動して【丸井発酵パーク様】で昼食を取りました。やっぱ肉でしょ!!!!

昼食の後は、茅野市の橋梁です。
この橋は御柱祭の木落し公園からほど近く、景観に配慮した橋梁となっています。
既設橋に使用されていた親柱を再利用するなど、随所に工夫が見られました。


次は今年3月に開通した、国道152号 湯川バイパスの橋梁とボックスカルバートです。
道路平面曲線半径が260mで、直線の橋とは違った苦労がありました。



やはり皆さん、
橋の下面も見ないと気が済まないようです。
一般の方は橋の下を見ることは少ないでしょうが、
建設コンサルタントとしてはマストです!





最後に茅野市の河川改修の現場です。
損傷した護岸の改修と、河床に植石コンクリートの計画をしました。河床勾配が急で流れが速いため、河床面のコンクリートに植石することで流れの速さを抑制しています。


最近は、工期短縮や施工の省力化を目的とした製品が使用されています。
この現場で使用されたのは、アスザック株式会社様のクイックブロックでした。
https://asuzac-concrete.jp/quickblock/rei.htm



弊社では、各技術者が専門としている部門(橋梁、道路、河川・砂防等)がありますが、技術者として幅広い知識を有していることが、建設コンサルタントとして良い提案に繋がると考えて、このような現場研修会を実施しています。
外に出て「ざっくばらん」に色々な話をすることが、息抜きにもなり、技術力の向上になります。



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