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2024.06.19現場研修会
第62期の現場研修会を実施しました。
現場研修会では、大規模構造物や施工中・施工済みの現場へ行き、設計担当者から設計時の工夫した点や苦労した点などを聞きながら、現地構造物を見学します。
弊社では、技術力の向上を図り今後の業務に活かすことを目的として、年一回この研修会を実施しています。また、社員間のコミュニケーション向上の機会にもなっています。
今回は、安曇野~松本方面の現場を見学してきました。
1つ目の現場
こちらは何が出来上がるかわかるでしょうか?
現在、橋梁の始点を支える橋台を施工しています。
完成すると幅9.2m、高さ17.5mの橋台となり、長さ39.0mの橋梁が架かります。
こちらは、同じ現場の終点側の様子です。
橋台を支える基礎となる杭の頭が見えています。
直径1.5m、長さ17.0mの杭9本で橋台を支えます。
2つ目の現場は、新しい橋梁が完成するまでの通行路となる仮橋が架けられ、架け替えを行う古い橋梁を解体しているところでした。
こちらの現場では、弊社で作成した3Dモデル図が完成予想図として掲示されていました。
工事の完了はまだ先ですが、供用される日が今から楽しみです。
3つ目の現場は、バリアフリーを考慮した、利用する方への配慮を感じられる地下歩道でした。
ただ歩くだけではわかりませんが、地盤が弱かったり、隣接する構造物があったりと、設計には大変な苦労があったそうです。
今回の研修会では、3つの現場を訪れました。
例年より数は少なかったのですが、その分じっくりと設計担当者や実際に現場で施工する方の話を聞くことができ、学びの多い研修会となりました。